私はまっこBoo

私、”まっこ”という人間の人生模様です

いじめの認識の違い

 

makkoanenow.hatenablog.com

 

10月15日の記事の続編になります。

私は大小に関わらず、いじめられた経験があるので、今はこんな「強いおばさん」になっても過去のいじめられた事は忘れる事もなく、傷となって残っています。

なので、逞しくなった今は、いじめ体質の人間を見ると無性に許せなく、闘いたくなるのです。勿論、DVもですが。

 

一度出来てしまった上下関係、主従関係をひっくり返すのは結構難しいものです。

(特に子供の頃は尚更です。)

なぜなら、いじめる側は、上手に群れを作るからです

群れを作らないと、勝てないと分かっているからかもしれません。

元々の原因が1対1だったとしても出来てしまった「群れに」勝つには、相当な精神力や協力者が必要な訳です。

「群れにいる人間」は孤独を嫌うので、感情に流されやすく、判断力は弱り、事実よりも群れの中の一番の強者が言った事が正解となります。

生きて行く中で挫折を味わい、自分の非力さを痛感する事で優しさも生まれ、人の痛みにも気づく事が出来るはずですよね?本来は。

ですから、経験の浅い若者のいじめほど、酷なのかもしれませんね・・・。

 

最近は若者の残酷ないじめがらみの事件が多い様に感じます。

どんなに立派な学歴があっても、生活も自立出来ていたとしても、心がそういう意味で自立出来ていないから、陰湿な犯罪を生んでいるのかもしれませんね。

そんな私も仏様ではないので、いじわるをしたくなる時だってありますよ?

でも、自分より立場の弱い人や、そうする事で、相手が傷つくだろうと分かっていれば出来ませんよね。

傷ついた経験がある人なら。

 

話を前回の続きに戻しますと、私は小学5年の時に担任の先生の変な提案が発端で、いじめられる事になった訳です。

転校、また転校、そして新しい学校の創立で、その小学校が4校目だったので、知ってる子はいなかったですが、活発で体格の大きなR子ちゃんが私に良く声を掛けてくれ、次第に男子も混ざって、6~7人のいつも一緒のグループが出来上がりました。

 夏休みには互いの家に泊まりに行ったり、結構一緒に遊んでいました。

 

2学期が始まると、担任の先生が、ちょっとした提案をしたのです。

 

「友達の良さを見つける為アンケート!」です。

先生があらかじめ作ったプリントに、

● 頭がいいと思う人

● 運動神経がいいと思う人

● 顔がいいと思う人

● 掃除が上手だと思う人

● 優しいと思う人 ・・・

 こんな感じの質問が沢山書いてあり、私たちは、クラスの中で、そうだと思う誰かの名前を書く訳です。

そして最後の方に、「好きな人は?」と、男女それぞれの名前を書く質問もありました。

 

これこそが、あんなに楽しく遊んでいたR子ちゃん達から突然いじめられる要因になった出来事なのです。

 

まず朝、登校すると下駄箱にゴミが入っている。上靴がない。

帰ろうとすると、靴がない、机の中に置きっぱなしにしている教科書がない、ノートが破れている、帰ろうとしたらランドセルがない。

トイレに行けば、上から覗かれる、トイレットペーパーを投げられる。

大きな声で悪口を言われる。机にチョークでバカと書かれる・・・

 

最初は何が起こっているのか分からなかった私も途中から、

 「え?私、いじめられてる??嫌われてるの?」

そう思ったら、逆に恥ずかしくて、親にも先生にも誰にも言えませんでした。

一番悲しかったのが、両想いだったはずの好きだった男の子から頬を叩かれた事です。

ある日「ランドセル返して欲しいなら屋上に来なよ!」というメモがあり、屋上に行くと体を押さえられ、その好きだった男の子が現れて、突然私の頬を叩いたのです。

主導しているのは全部、R子ちゃんですが・・・。

この時初めて、もう学校に行きたくない・・・と思ったものです。

 

このいじめがどのくらい続いたかというと、その辺りは記憶も曖昧になってますが、2学期だけだった様に思います。さすがに3学期まで続いていたら、親も気づくだろうし、私も変になっていただろうし。

 

原因は後で他の子から知りました。知った時、実にクダラナイ、ふざけんな!って思いましたが。

R子ちゃんがずっと好きだった〇△君のアンケートの好きな子の欄に、私の名前が書いてあったからだと!私に取られたと!しかも、私が書いた好きな男の子の名前がR子ちゃんの好きな〇△君だったから、裏切られたと思ったと。

書いてないし!!

しかも、先生にお願いしたら書いたアンケートを見せてくれたというから驚きですよ。

一番悪いの、先生じゃありません?ひどい話ですよ!

ぜんぜん「友達の良さを見つける為アンケート!」じゃないわよ!

これじゃ「友達との確執を生むアンケート!」ですよ!!

たまたま私が転校やら親の離婚やらできっと芯が強くなっていたから乗り切れたと思うんですけど、当時は理由も分からず、ただ辛くて悲しくて…。

落書きもされた上靴は親にばれないように、お小遣いで新しいのを買いましたからね。

ぼんやりですが、その後R子ちゃんは謝ってくれた様な記憶もあります。

中学校では普通に仲良くしていたので。許したんですね、私。

 

まあ他にも「いじめ」というより、「嫌がらせ」?をされた事は何度かありますが、やはり5年生の時に受けた屈辱はその後も心に残り、悲しい事に、心から誰かを信頼する事、心を開く事がなくなってしまいましたね。

大人になっても何度も裏切られたり濡れ衣を着せられたりした事がありますが、私って、そういう体質なんでしょうかね?

だけど、その場ごとに必ず理解してくれた人がいたので、乗り越えてこれました。

 

今日の新聞にも載っていましたが、2017年に小中高の「いじめ」と認知した件数が、前年比の28.2%増だといいます。

2013年から「いじめられた子供の立場で判断する」という定義も組まれたようなので、子供の性格、感じ方などによって、いじめの内容に相当の差はあると思いますが、私はそれこそがポイントだと思うのです。

心の痛みは人それぞれですから、その程度なら大丈夫・・・とか、ないんです!

された側が何かの折に思い出して心が辛くなるなら、もうそれは「いじめ」だと思うのです。

 

 

仙台にいる小学1年の私の孫も、同じクラスのジャイアンみたいな子(あくまでも見た目のイメージ)に振り回されて、娘が参ってます。

2クラスしかない中で更に男の子が著しく少ないので、孫も遊べる男の子が少ない事から、叩かれたり嫌な事をされたり、物を盗まれて壊されても、また遊んでしまうのですが、私達はハラハラです。

 

どの時点で親が介入して良いか悩む所ですけど、エスカレートして行くいたずらは、やがて、思い通りに行かないと群れを作っていじめに発展するかもしれません。

まだ1年生のジャイアン君に"要注意人物"と烙印を押すには可哀想すぎますが、されど1年生です。子供の成長は瞬く間!ですから・・・。

親は大変です。

毎日、学校に着いていく訳にも行かないし、親が友達を選別してもいけないし。

  

ちょっと前にテレビで放映したドラマ・・・

「Aではない君と」

佐藤浩市さんが父親役で、観た後は、親子で見て欲しいドラマだと思いましたね~

ドラマの中の、いじめられた挙句、友人を結局は殺してしまった息子のセリフが強烈に印象的で、忘れることが出来ません。

 

「あいつは僕の心を殺した。それでもあいつを殺しちゃいけないの?」

「心を殺すのと体を殺すのと、どっちが悪いの?」

 

www.tv-tokyo.co.jp

 

いじめは心の弱さ、心の逃げ場を失っている人間が、自分よりも弱い立場だと判断した相手にする行為だと、私は思っています。(それが動物であろうが)

だからこそ、早い段階で「これ、いじめ?」と気づき、強い心で立ち向かって行かなければならないと思うんです。

いじめた相手に思いもよらぬ強さを感じた時、いじめた側は躊躇するはずです。 

 

「いじめ」は受けた側にしか分からない心の傷です。

 

私の様に、「いじめられてるのが恥ずかしい」と感じて誰にも言えなかったら、いじめを増長させるだけでしょうし、親も後で知った時、気づいてあげられなかった不甲斐なさに心を痛めるでしょうし、相手の親も、自分の子供が「いじめる側」でいて欲しい訳はないでしょうし・・・。

もちろん人間である以上、子供の世界も大人の世界もいじめはなくならないでしょう。

 

ただ、された側が自殺する事でいじめが終結してしまう、そんな事態は本当に、起こって欲しくないですね。

 


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